2010年10月12日火曜日

TEACH FOR AMERICAの説明会

「アメリカ」「大学生」「教育」というキーワードで真っ先に思いつくのは何でしょうか?私はTeach For Americaが筆頭に来ると思います。このNPOは、米国の教育格差を解消すべく、ハーバードやスタンフォードなどの一流大学の学生をリクルートし、2年間の教師体験プログラムを全米各地で用意しています。

本日は、そのTeach For AmericaがUCDに来ました。


Free Pizzaの効果もあり、会場には100人近くの学生が集まりました。講師(右側)の方は、東海岸の大学を卒業された方で、2006年からTeach For Americaの活動に取り組んでいるそうです。

彼女は、下記の話を中心に活動内容を分かりやすく説明してくれました。
 
  • 低所得者の生徒は、10人に1人しか大学に行けない
  • ヒスパニックやチカーノの高校中退者がコーカソイドの3倍
  • 講師の学校での成功物語
  • 2万人の同窓生ネットワーク(2015年には4万人を超える予定)

私は彼女の話の中で、次の言葉が一番印象に残りました。
「アメリカの問題を片付けないで、海外に行くのはどうなの!?」
 どうやら彼女は卒業後、専門を生かして、海外で活動する予定だったそうです。しかし、Teach For Americaの活動と教育の現状を知って、生まれ故郷を良くしたいと思い、この世界に関わり始めたそうです。

このように、大きな視点を持って、物事を見られる学生が米国には多い気がします。今の私たち日本人こそ、見習わなければいけないと思いました。Think Globally, Act Locally.

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