鰻丼を食べながら
丸善代表の小城さんがソーシャルアントレプレナーの卵を前にして語っていたとおり、お金では解決できない社会問題が多くあることを再確認しました。
- Martin Luther King High Schoolを例にしたフリースクールのあり方
- 国際開発団体による途上国開発と先進国の街作りの類似点
- 日本の学生コミュニティと米国のコミュニティとの相違
一つは、ホアキム・デ・ポサダの、マシュマロはまだ食べちゃダメというクリップでした。
スタンフォード大学の心理学の研究者が、4歳の子どもにマシュマロを一つ渡して、15分間我慢できればもう一つ貰えるという実験を考えました。 その後、我慢できた子どもとそうでない子どもを追跡調査すると、前者があらゆる面で人生を豊かに送っていたということです。
目の前の事にとらわれないで欲望を抑制する力が人生を豊かにする、という当たり前のことを述べています。ただ恐ろしいのは、この実験はその力が4歳までに固定されてしまうという可能性を示唆しています。
マシュマロ中毒に陥っている子どもの映像は爆笑ものです
もう一つは、 レイ・ザハブが南極点まで歩きますというビデオでした。
子ども達に「オゾン層破壊の事実」と「不可能なことはない」という事を伝えるために、南極に渡ったレイは、約1000kmをリチャードとケビンと70Kgのソリをひきながら33日かけてHercules Inletから南極点を踏破しました。33日のトレッキングの間、ブログで世界中の子ども達の様々な質問に答えたそうです。
このビデオは、必見です
友人とHangingoutすることで、このような素晴らしい情報が手に入りました。そして、情報の格差が機会の均等を崩しているという事実に気づきました。
情報の受け渡しは、
- 伝える人が、どれだけ聞き手をインスパイアできるか
- 受け取る人が、どれだけ話者の話を真剣に聞くか
日本にいた頃、私の周りには「自分で調べろ」という人と「ふーん、そうなんだ」という他人に無関心な学生が多かった気がします。こちらでは、様々な情報を発信している学生が多く、刺激に富んだ毎日が送れています。
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