一昨日、ファイナルが終了しました。そして、本日で米国生活3月目となりました。
今日は、時間がたっぷりあるので、記事を複数作ってみようと思います。
本稿は、質問の仕方について述べたいと思います。
今学期、最も悔やまれることは全てのコースでTAをほとんど活用しなかったということです。というより、活用の仕方が分からなかったと言った方が正確かもしれません。何が分からないかも分からない状況+質問の仕方も分からないという、勉強につまずく中学生と同様の状況に陥ってしまいました。
他の日本人留学生に、絶対TAを活用した方が良いと言われ続けていたのにも関わらず、何となく質問しに行く気になれず、躊躇してしまいました。
3ヶ月で気づいたことですが、ちんぷんかんぷんでも、兎に角発言することが大事です。例えば、こちらの学生は、「それ前いったでしょ。というか教科書書いてるでしょ。」といった内容でも所構わず質問します。おそらく学生の立場からだと、「いや金払ってるの俺らだから」ということなんでしょう。
教授も、「授業で言ったでしょ。教科書読みなさいよ。」みたいな発言は一度もありません。学生と教授が対等な位置関係にあるのがよく分かります。日本の場合、大学受験の予備校ですら、講師がこのような発言をしまくる状況でしたので、講師>学生のヒエラルキーが存在するのは明確です。
そのような文化で育った私は、つい教授や講師に壁を感じてしまいます。というより、教科書に書いてあることが、実際多いので質問する必要がないといえば無いのです。
しかし、テストを終えた今、これではダメだと痛感しました。確かに、現在のリーディング力と講義の理解力でも、テストで点をとれることは取れますが、
高得点≠知識の定着≠説明力
という事に気づきました。やはり、テストのために覚えたことは忘れやすく、また、概念を説明できるかどうかとテストの点数は関係がないように思われます。
ということで、TAのオフィスアワーは、「この概念はこういう例で正しいですよね。」という形の質問を持って行くべきだという結論に達しました。こうすることで、説明力も身につき、アウトプットによる知識の定着がはかどる訳です。
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