2010年12月1日水曜日

スタンディングオベーション

今日から師走ですね。
ファイナルを一週間後に控え、試験勉強が忙しくなってきました。

さて、今日は一つ、非常に感動したことを書きます。

こちらの最後の授業についてです。
私は、Fallは3つのコースを取っているのですが、二つの授業が本日で終了しました。
どちらも講師の熱がこもった、緻密にオーガナイズドされた授業でした。

聞いていた通りですが、欧米の学生は感銘を受けたレクチャーの最後で、盛大な拍手を講師に送ります。学生も講師も真剣に授業に取り組むので、授業の終わりは特別な儀式のようです。

500人近くの学生をマネジメントしたコースの講師には、なんと歓声を含むスタンディングオベーションが巻き起こりました。

今まで、日本の教育現場でこのような現象が一切見られなかったため、大変感動しました。日本でも、某シンポジウムで元物理学類長の中井先生がおっしゃっていたいましたが、先生が学生の時分、教職の講義で盛大な拍手が起こったとのことです。

聴衆を感動させることができる講師はなかなか希有な存在なんでしょうか。日本で、なかなかこういう現象に出会えないのは、言語の問題が大きい気がしますね。英語は、本当に表現力が高いと思います。これについては、後ほど記事を書くつもりです。

それにしても、拍手の5秒前にこのクリップ(*Sexualityの講義のため:Avenue Qの挿入歌の替え歌)を爆音でホールに響かせる教授はさすがです。メジャーとは直接関わらないですが、LGBTの学生やFBIのオフィサーの話も聞くことができ、この講義を受けられただけでも、米国に来た価値があったと感じました。それにしても、すごいリベラルだ!

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