学生の言い分としては、授業料上げる前に、警察なんか無くして経費削れよ。ということらしいです。 地面に、Cop off campusという落書きがされていました。
一体なにを取り締まっているのか?
警察に加えて、軍が学内に入っていたり、ヘリコプターまで出動したり、もはや意味不明なことが多すぎます。
チョッパー飛ばす前に経費削減して下さい
加えて、学生証がUS Bankと提携(登録すればATMカードになる!)していたり、Taco Bell Express、Pizza Hut、Carl's Jr.やスターバックスが学内で営業していたり、大学が学生から金を吸い取ってビジネスをしているとしか考えられません。
そんなこんなでカオスな状況の中、学費は6年でほぼ倍になりました。ちなみに、去年は32%値上げされ、バークレーで大規模なプロテストが起こりました。にもかかわらず、政府からの資金援助が大幅に削られたということで、来年にさらなる値上げを行うらしいです。
National Center for Education Statisticの統計によれば、州立大学の一年の授業料が$6,319なので、UCの授業料がどれだけ高額(約二倍)かが分かります。
前回の記事にも書きましたが、EAP枠が縮小されるのも無理ありません。ここで裏話ですが、私が筑波にいたとき、Budget Cutは個人レベルでは大きな影響はないということを担当の先生から聞かされました。いやいや・・・。EAP生用のESLが無くなったり、英語のテストがなくなったり、様々な部署が閉じられたり、バークレー行きのバスが少なくなったり、影響大ありですよ。
もし、私がアメリカ人だったらこれだけBudget Cutされると、奨学金でも出ない限り、敢えてUCを選ぼうとしませんね。理由は図体がでかいだけで、それだけ学部生への教育が充実しているとは思えないからです。
UCは大規模な研究機関です。ランキングに惑わされない大学選びをおすすめします。
ということで、来年から筑波大学からCalifornia State Universityへの交換留学が可能になりました(ソース)。もし、様々な事情でUCに行けないのなら、カリフォルニア州立大学に行くという手も候補になりました。教育レベルはそれほど変わらないと思われます。ぜひ検討してみて下さい。